iMovie ライブラリの容量を減らす・外付けへ移す
編集を終えても iMovie ライブラリが大きいのは、編集情報だけでなくメディアも保存しているためです。使っているライブラリを見つけ、重要な映像のコピーを確認してから、レンダリングファイルの削除、不要なイベントの削除、ライブラリ全体の移動を選びます。パッケージ内部のフォルダ削除から始めないでください。
削除前にライブラリを見つける
Apple のライブラリ移動ガイドでは、標準の iMovie Library はホームフォルダのムービーフォルダにあります。Finder でホームフォルダへ移動し、ムービーを開きます。移動や名前変更をしているなら、そのコピーを探します。見つからない場合は Spotlight を使うよう案内されています。
今回の操作では、ライブラリ全体を一つのパッケージとして扱います。場所とサイズを記録し、iMovie が外付けディスク上の別のコピーではなく、測ったライブラリを開いているか確認します。
必要なメディアを削除する前に、カメラの原本と作業ライブラリのバックアップを別の確認済みストレージに残します。書き出した動画は視聴用には使えますが、再編集したいなら編集可能なライブラリも必要です。
何が増えるのかを分ける
Apple の読み込みガイドでは、読み込んだメディアはイベントに入ります。統合ガイドは、外部のソースメディアをライブラリへコピーして集める方法を説明しています。映画が増えていなくても、これでライブラリのサイズが増えることがあります。
| 内容 | 容量を使う理由 | 最初の対応 |
|---|---|---|
| 読み込み・統合したメディア | 編集用に残す映像、音声、写真 | 原本と確認済みのライブラリのバックアップを残す |
| レンダリングファイル | iMovie が生成して使うファイル | iMovie 内の削除機能を使う |
| プロジェクト | 今後変更するかもしれない編集 | 不要と判断した編集だけ削除 |
| イベント | プロジェクト削除後も残る素材のグループ | イベント全体を確認して判断 |
Final Cut Pro の生成メディア用メニューを iMovie に当てはめないでください。その手順は Final Cut Pro と Logic Pro の容量ガイドで扱っています。写真ライブラリ自体は写真の容量ガイドを参照します。
レンダリングファイルは iMovie から削除する
Apple の iMovie 設定ガイドには、Command-コンマで設定を開き、レンダリングファイルの横の削除操作を使う方法があります。開いているライブラリのレンダリングファイルが対象で、読み込んだメディアは削除しません。先に開いているライブラリを確認します。
- 書き出しを終え、ライブラリのサイズを控えます。
- Command-コンマで iMovie の設定を開きます。
- レンダリングファイルの削除操作を使い、確認が出たら内容を確認します。
- 重要なプロジェクトを開き、再生と短い書き出しを試してから次へ進みます。
今後のレンダリングに必要なソースメディアを残してください。Apple は、書き出し中の削除で処理が長くなる場合を挙げています。一定の削減量は約束できず、編集後にデータが増えたという理由だけで削除を繰り返す必要もありません。
プロジェクトとイベントの削除を分ける
プロジェクトの一覧で不要なものを選び、名前の横のボタンからプロジェクトを削除します。Apple のプロジェクトガイドによると、メディアは現在のライブラリに作られる同名のイベントに残ります。編集を削除しても素材は消えません。
不要な素材の容量を減らすには、Apple のイベントガイドに従って、ライブラリ一覧で不要なイベント全体を選び、ファイルメニューからゴミ箱へ移します。イベント内の個別クリップ削除では容量は空かず、クリップに Delete を押す操作は不採用の印を付けるだけと明記されています。
ほかの編集に必要なイベントではないか先に確認します。使用中のクリップという警告が出たら、その参照を調べてください。削除するために必要な編集から素材を外さず、判断できないイベントは保管します。未使用と再取得可能は別です。
必要な素材はライブラリごと移す
Apple の外付けドライブへの移動手順では、APFS または Mac OS 拡張(ジャーナリング)が必要です。Time Machine バックアップ用デバイスは使えず、SD カード、USB フラッシュドライブ、共有ネットワークストレージも推奨されません。
- バックアップを取り、条件を満たす空き容量のあるドライブを接続して、iMovie を終了します。
- ムービーまたは実際の場所からライブラリ全体をコピーします。
- コピーをダブルクリックして iMovie で開き、求められたら外部ボリュームへのアクセスを許可します。
- プロジェクトとメディアを確認し、複数イベントの再生と書き出しを試します。
- 確認後に内蔵ディスクの古いコピーをゴミ箱へ移し、新しいコピーに納得するまで残します。
外部にソースがあるなら、上記の統合手順で集めて確認してから元の保存先を手放します。外付けの作業ライブラリにも別のバックアップが必要です。
Apple によると、外付けドライブがないと iMovie はムービーに新しい空のライブラリを開く場合があります。ドライブを再接続してそのライブラリを開いてから、プロジェクトが消えたか判断します。戻す場合は iMovie を終了し、十分な容量と適切な形式のローカルストレージへコピーして、そのコピーを開いてからほかを削除します。
完全削除前に結果を確認する
レンダリングやイベントの削除前後で同じライブラリを比べます。移動の場合はコピーと元ディスクの空き容量も確認します。保存先を変える操作であり、作業ライブラリ自体を縮めるものではありません。
Apple のゴミ箱の説明では、完全削除するまで項目はディスクに残ります。古いライブラリがゴミ箱にある間は戻せますが、完全削除後の復元には別のバックアップが必要です。残したライブラリが使えると確認してから、対象項目だけを完全削除します。
Mole が扱う範囲
Mole Mac の分析は iMovie ライブラリのサイズを表示し、Finder でパッケージを表示できます。クリーンには iMovie ライブラリのレンダリングやイベント専用の削除ルールはありません。サイズで調べるライブラリを選び、中身は iMovie で管理します。iMovie のアンインストールガイドは、アプリの削除とライブラリの保持を別に扱っています。
よくある質問
プロジェクトを消したのに大きいままなのはなぜですか?
メディアがイベントに残るためです。イベントは別に確認し、ほかの編集で使う素材や別のバックアップがない素材は残します。
レンダリングファイルを消すと元の映像も消えますか?
Apple の設定内の操作は読み込んだメディアを削除しません。ソースを残し、次のレンダリング時間を見込み、内部フォルダを手動で消さないでください。
どんな外付けドライブでも使えますか?
Apple が対応する形式と種類を選び、Time Machine バックアップ用デバイスを避けます。コピーを確認してから内蔵側を消します。作業コピーそのものはバックアップではありません。