アップグレード後の macOS インストーラは削除できる?
アップグレードが完了し、別の Mac へのインストールや起動可能なインストーラの作成に使わないなら、アプリケーションに残った Install macOS アプリは削除できます。これはインストーラであり、現在動いている macOS ではありません。インストール中や、更新後の動作を確認できていない段階では残してください。
まず、インストーラアプリ、ダウンロードしたパッケージ、macOS が管理するアップデートを分けます。どれもインストール用データですが、削除の判断は別です。
見つかったインストーラを確認する
Apple の macOS のダウンロード手順は、アプリケーション内のインストーラと、それを取得するためのディスクイメージやパッケージを区別しています。
| 項目 | 見分け方 | 判断 |
|---|---|---|
| 完全なインストーラアプリ | アプリケーション内の Install macOS アプリ |
アップグレード完了後、不要なら削除 |
| ダウンロードしたパッケージ | ダウンロード内の、用途を確認した InstallAssistant.pkg など |
入手元を確認し、インストールや再利用が終わるまで保持 |
| システム管理の更新データ | ソフトウェアアップデートに表示されるダウンロードや保留中の更新 | macOS に任せ、ファイルを手動で削除しない |
ファイル名だけでは入手元は確認できません。正体の分からないパッケージは残し、何をインストールするか調べるためだけに実行しないでください。
使い終えたインストーラアプリだけを削除する
Apple の起動可能なインストーラの手順では、完全なインストーラをアプリケーションに置き、USB の作成後には削除できると明記しています。これから USB を作る場合や、対応する別の Mac に使う場合は残します。
- アップグレードが完了し、目的の macOS で正常に動作していることを確認します。
- インストーラが開いていれば終了し、Finder のアプリケーションで対象を確認します。
- Apple のファイル削除手順に沿って、そのアプリだけをゴミ箱へ移します。
- Mac の動作と、ダウンロードを再び使う必要がないかを確認する間は残しておきます。
ゴミ箱へ移すだけではディスクの空きは増えません。確認が終わったら、その項目だけを完全に削除し、無関係なファイルまでまとめて消さないでください。戻せるのはゴミ箱に残っている間だけで、バックアップの代わりにはなりません。
Finder が移動を拒否したら、再帰的な削除コマンドやアクセス権の変更で押し通さず、インストールがまだ進行中ではないか確認します。
ダウンロード内の古いパッケージは別に確認する
古い InstallAssistant.pkg があれば、Apple から自分で取得し、使い終えた macOS のインストール用パッケージか確認します。パッケージと、それが配置するインストーラアプリは別の項目なので、一方をインストールしたからもう一方も消えたとは考えず、両方を確認します。
Apple のダウンロードページには、古いバージョンをブラウザから取得し、パッケージからインストーラを配置する手順があります。ただし、それで Mac 上のすべての .pkg の正体が分かるわけではありません。不明なものや、別のインストール、オフライン保存に使うものは残してください。
不要と確認できたパッケージも、まずゴミ箱へ移し、確認中は保持します。一つのパッケージが不要だったことを理由に、ダウンロードフォルダ全体やほかのインストール用ファイルまで削除しないでください。
ソフトウェアアップデートのダウンロードは macOS に任せる
Apple は、容量が必要になると macOS が準備済みの macOS とアプリの更新データを整理すると説明しています。これはシステムによる管理であり、準備用フォルダを手動で空にする指示ではありません。未インストールの更新はソフトウェアアップデートに任せます。
更新が保留中、または失敗した場合は macOS の更新と容量不足の対処を、ストレージの大きな分類が気になる場合はシステムデータの解説を参照してください。どちらも、システムフォルダをすべて古いインストーラと見なす理由にはなりません。
必要になったら Apple から再取得する
対応するインストーラが必要になったら、Apple のダウンロードページへ戻ります。macOS Catalina 10.15 以降では、この Mac に現在提供されている完全なインストーラを一覧にする次のコマンドが案内されています。
softwareupdate --list-full-installers
必要なバージョンに対する Apple の手順を使ってください。今日ダウンロードできても将来の提供は保証されないため、後日の入手が重要なら確認済みのコピーを残します。起動可能なインストーラの作成は別の作業で、専用のディスク消去手順があります。
Mole が扱う範囲
Mole Mac のクリーンは、アプリケーション内の条件を満たす Install macOS アプリをシステムデータに未選択で表示します。内部のファイルも含めた最終書き込みから 14 日を超え、対象の macOS メジャーバージョンが現在のシステムより古く、実行中のインストールプロセスが検出されない必要があります。日付や対象バージョンを検証できないもの、ホワイトリストに一致するものは表示しません。
現在のバージョン用を含め、すべてのインストーラを表示するという意味ではありません。未選択の行は再利用するか自分で判断するためのもので、不要と証明されたわけではありません。整理の行を根拠に、保留中の更新を手動で削除しないでください。
よくある質問
アップグレード後に Install macOS を削除できますか?
はい。アップグレードが完了し、別の Mac やインストールメディアの作成に使わなくなったら削除できます。対象のアプリだけを削除し、システムの更新データには触れません。
削除するとアップグレードが取り消されますか?
いいえ。取得したインストーラアプリを削除しても、動作中の macOS はアンインストールされません。ダウンロードがまだ必要なら保持し、確認が終わるまでゴミ箱にも残します。
空き容量が増えないのはなぜですか?
ゴミ箱のインストーラはまだ容量を使います。完全に削除する前にその項目を確認し、なくなった後はゴミ箱から戻せないことを踏まえて判断してください。