Mac の Spotlight で見つからないときの確認とインデックス再作成
存在するはずのファイルやアプリを Spotlight で見つけられないときは、検索対象からの除外と、インデックスの作成途中を先に区別します。無効な結果カテゴリや意図的な除外は、インデックスを作り直すだけでは直りません。存在を確認できる項目を一つ選び、場所を控えて、変更のたびに同じ項目で確かめます。
何が見つからないのか確認する
Finder で直接たどって項目を開けることを確認します。一つのフォルダ、特定の種類、アプリ、ディスク全体のどこまで影響するかを記録します。Apple の検索のトラブルシューティングも、インデックスのリセットより先に検索語、場所、設定を確認しています。
| 状況 | 最初の確認 | 再確認の方法 |
|---|---|---|
| 特定の種類だけ出ない | Spotlight の検索結果設定 | その種類の既知の項目を検索 |
| 一つのフォルダやディスクが出ない | プライバシーの除外 | その場所にある項目を検索 |
| 初期設定やアップデート後に不足 | インデックス作成の進行状況 | 落ち着いてから同じ検索を繰り返す |
| ネットワーク共有だけで発生 | 共有へのアクセスとサーバの検索 | 共有を開き、ローカルファイルと比較 |
CPU の問題とは分けます。検索はできるのにインデックスプロセスが忙しい場合は mds と mdworker の CPU 使用率、アプリ内の内容のインデックスなら corespotlightd の CPU 使用率を参照します。それだけでディスクインデックスの再作成が必要とは判断できません。
設定を確認し、インデックス作成を待つ
システム設定で Spotlight、バージョンによっては Siri と Spotlight を開きます。Apple の現在のインデックス作成の案内に従い、不足する種類が検索対象か確認し、プライバシーの一覧でフォルダやディスクの除外を調べます。検索に含めたい場所だけ除外を外し、元の状態を控えます。
アップデートや移行後に始まったなら、変更前にインデックス作成中か確認します。Apple は初期設定やソフトウェア更新後のインデックス作成に、データ量に応じて数時間から数日かかる場合があると説明しています。可能なら電源とネットワークにつなぎ、使わずに待ってから同じ項目を検索します。Command-Space で開く Spotlight ウインドウに進行状況が出る場合があります。
一定時間を過ぎただけで失敗とは判断できません。表示が消えただけでなく、既知の項目を探せるか確認します。結果設定や除外が原因と考えられるなら、その一つを変えて再確認してから再作成に進みます。
リセットせずボリュームの状態を読む
必要ならターミナルで読み取り専用の確認ができます。
mdutil -s /
macOS 付属の mdutil マニュアルは、-s を指定ボリュームのインデックス状態の表示としています。Apple のコマンドライン資料にもこのツールの説明があります。有効という状態は完成率ではなく、特定ファイルの登録も証明しません。状態が得られない場合や予想と違う場合は、出力を残します。
マウント済みの外付けディスクでは、次の例を実際のマウント先に置き換えます。
mdutil -s "/Volumes/Archive"
実際のディスクのパスと一致しない限り、そのまま実行しません。存在しない、または非対応という応答は、インデックスフォルダの削除や権限変更の根拠ではありません。ディスクへのアクセスとプライバシーの除外を照合してから、書き込み操作の必要性を判断します。
問題のあるフォルダかディスクだけ作り直す
これまでの確認後も項目が見つからなければ、Apple の再作成手順を使います。以下は macOS Ventura 13 で導入されたシステム設定での操作で、プライバシーのボタン名はバージョンにより異なります。
- システム設定で Spotlight、表示が異なる場合は Siri と Spotlight を開きます。
- 検索のプライバシー一覧を開き、既存の除外を控えます。
- 追加ボタンかドラッグで、問題のあるフォルダやディスクを一覧に追加します。
- 数秒待ち、今追加した場所だけを選んで一覧から削除します。
- 操作を完了してシステム設定を閉じ、インデックス作成を待って元の検索を試します。
一覧に残すと除外されたままなので、削除の手順まで終えます。他の除外は変えません。所有権やアクセス権のエラーが出たら止めて、Apple の手順からリンクされている説明を読み、一括で権限を変えないでください。元から非公開にしたい場所なら、テスト後に除外へ戻します。
外付けとネットワーク上の場所は分けて確認する
外付けディスクでは、まず目的のファイルを直接開けるか確認し、そのディスクの除外と状態を調べます。Apple の手順はディスクとフォルダを対象にできるので、外付けだけの問題で内蔵ディスクを何度も作り直さないでください。
ネットワーク共有では、サーバ名、共有名、直接開けるか、同じ検索でローカルファイルが見つかるかを記録します。再作成の前に、その共有の検索がどう提供されているか管理者やメーカーに確認します。ローカル Mac のリセットがサーバ側の検索を直すとは決めつけず、共有のメタデータディレクトリも消しません。
対象を絞った再作成で変化がなければ、macOS のバージョン、検索語、ファイルの場所、除外の状態、コマンド出力を Apple サポートへ伝えられるよう残します。元の状態が分からなくなる連続リセットより、繰り返し確認できる記録が役立ちます。
Mole が扱う範囲
Mole Mac の最適化は Spotlight の画面を再起動し、アンインストール済みアプリの Spotlight ルールを整理できます。これはファイルインデックスの再作成とは別で、Mole には Spotlight インデックスを再作成する機能はありません。その操作には Apple のプライバシー一覧の手順を使います。
よくある質問
インデックスが有効なら作成は完了していますか?
いいえ。ボリュームのインデックス状態であり、完成度や検索の正しさではありません。既知のファイルで再確認し、Spotlight ウインドウの進行状況も見ます。
一つのフォルダのためにディスク全体を作り直すべきですか?
まず設定、除外、既知の項目を確認します。Apple はフォルダ単位の再作成にも対応しているので、問題に合う最小の範囲を選びます。
プライバシーの変更は元に戻せますか?
控えた除外を戻せます。検索対象は再び変わりますが、すでに依頼したインデックス作成が取り消されるわけではありません。他の除外はそのままにします。