# Windowsのディスク使用率が100%のとき、プロセスと遅延をたどる

PCが止まるとき、タスクマネージャーはCPUがアイドルなのにディスクが100%のまま、と示すことがあります。まずディスクが扱っている作業を特定します。ゲームのダウンロード、アーカイブの展開、同期、ページングは、どれもディスクを忙しくできますが、必要な対処は違います。

## 活動、遅延、容量を分けて読む

タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでディスクを選び、アクティブ時間、平均応答時間、読み取り速度、書き込み速度を比べます。アクティブ時間は、ディスクが要求の処理で忙しい時間の割合です。転送速度は1秒あたりのデータ量です。空き容量は、エクスプローラーの「PC」に別に出ます。

| 読み取り | 分かること | それだけでは決まらないこと |
| --- | --- | --- |
| アクティブ時間 | ディスクが忙しくあり続けるか | どのアプリや操作が作業を起こしているか |
| 読み取り/書き込み速度 | 1秒にどれだけデータが動くか | 小さなファイルのアクセスが遅いか |
| 平均応答時間 | 要求が平均してどれだけかかるか | ドライブが故障したか |
| 空き容量 | あとどれだけコンテンツが入るか | 今のアプリが応答しない理由 |

仮想の作業を2つ考えます。大きな動画を1つ、高い転送速度でコピーすることと、ストレージ上に散らばった小さなファイルを繰り返し読むことです。後者は、スループットが控えめでも遅くなり得ます。100%という読み取りも、低いMB/sも、それだけではドライブが公称のシーケンシャル速度に達している証明にはなりません。

[Microsoftのパフォーマンスのトラブルシューティングガイド](https://learn.microsoft.com/en-us/troubleshoot/windows-server/performance/troubleshoot-performance-problems-in-windows)は、ディスクの遅延をプロセスの活動と関連づけ、スパイクと持続する遅延を区別します。サーバー向けのしきい値は、ノートPCの普遍的な健康限界ではありません。

## プロセスから、触っているファイルへ

`Ctrl + Shift + Esc`を押し、プロセスをディスクで並べ、一番忙しいアプリをメモします。`Win + R`を押し、`resmon`と入力して、そのプロセスのディスク活動を見ます。システムプロセスの情報の一部は管理者権限が必要です。通常の権限で行がないことは、活動がない証明にはなりません。

パスは説明を狭められます。ゲームライブラリのファイルは展開中かもしれません。OneDriveのファイルは同期中かもしれません。プロジェクトフォルダはコンパイル中やインデックス中かもしれません。ページングファイルの活動なら、利用可能なメモリとコミット済みメモリも確認します。ファイル名だけでは、故障したドライブとは診断できません。

読み取り、書き込み、合計の活動、応答時間を比べます。プロセスのI/Oと物理ディスクのスループットは、同じ合計になるとは限りません。キャッシュ、共有アクセス、サンプリングの窓が読み取りに影響するからです。

## 特定した作業を1つ止めて、問題を繰り返す

アプリの中でクラウド同期を一時停止する、ランチャーでゲームのインストールを一時停止する、または自分のビルドを取り消す前に作業を保存します。一度に変える作業は1つです。止まった操作を繰り返し、遅延と応答性が一緒に良くなるかを見てから、作業を再開して症状が戻るかを見ます。

[MicrosoftのPCパフォーマンスの案内](https://support.microsoft.com/en-us/windows/experience/performance-optimization/tips-to-improve-pc-performance-in-windows)は、バックグラウンドアプリ、ストレージ、更新を別々の関心事として扱います。グラフを下げるためだけに、Defender、Windows Update、システムサービス、ページングファイルを無効にしないでください。

<figure class="blog-diagram">
  <picture>
    <source media="(max-width: 900px)" srcset="/img/blog/windows-windows-disk-100-percent-en-mobile.webp" type="image/webp" width="768" height="1500">
    <img src="/img/blog/windows-windows-disk-100-percent-en.webp" width="1360" height="454" loading="lazy" alt="作業をたどり、変更を1つ試す">
  </picture>
  <figcaption>一時停止した作業が証拠になるのは、元の操作とその遅延が一緒に良くなったときだけです。</figcaption>
</figure>

## 遅延が続くときは、役立つ証拠を残す

展開は終わったのにストレージが遅く、ファイルの読み取りがエラーを出すなら、大切なファイルを独立したストレージへコピーし、さらに診断する前にコピーを開きます。ドライブの型番、プロセス、パス、正確なエラーを、PCまたはドライブのメーカーのために記録します。異常な音、繰り返す切断、失敗する読み取りは、割合だけより重要です。負荷試験の前に、唯一のコピーを守ります。

基本のツールでファイルの出所が分からないときは、[Process Monitor](https://learn.microsoft.com/en-us/sysinternals/downloads/procmon)がファイル操作を記録できます。短い記録を特定したプロセスに絞り、記録を止めて調べます。トレースが示すのは操作であり、ドライブ故障の証明ではありません。記録もストレージを使い、トレースには個人のパスが入り得ます。

## 空きを作ったあと、元の作業を確認する

空き容量が少ないときは[Cドライブのガイド](/ja/windows/blog/windows-c-drive-full)を使います。ページングが多いときは[メモリプレッシャー](/ja/windows/blog/windows-high-memory-usage)を読んでください。Moleの分析ページは大きなフォルダを探す助けになります。大きなファイルが、今ディスク活動を起こしているファイルとは限りません。クリーンアップのあと、応答が良くなった理由をそれに帰す前に、元の作業を繰り返します。


Canonical: https://mole.fit/ja/windows/blog/windows-disk-100-percent
