# Mac のログを削除する前に確認する場所と残す記録

> ログのサイズを測り、診断レポートと統合ログを区別して、古いファイル一つの削除と増え続ける原因の調査を進めます。

Published: 2026-05-14 | Updated: 2026-10-31

Mac の空き容量が少ないという理由だけでログを消すより、まず大きなログを特定します。ログには過去に起きたことが記録されており、削除するとクラッシュや繰り返すエラーの手掛かりも失われます。フォルダのサイズを測り、未解決の問題のレポートは残して、一度に一つだけ変更します。

## 削除を決める前にログを見つける

Apple の [Library ディレクトリの資料](https://developer.apple.com/library/archive/documentation/MacOSX/Conceptual/BPFileSystem/Articles/LibraryDirectory.html)では、Logs は診断記録を置く場所であり、フォルダごと消す対象ではありません。[コンソールのガイド](https://support.apple.com/guide/console/cnsl664be99a/mac)では、アプリのレポート、システムのレポート、従来のシステムログを区別しています。

| 場所 | 確認する内容 | 最初の判断 |
| --- | --- | --- |
| `~/Library/Logs` | 自分のユーザに関連するログ | 個々のファイルと書き込むアプリを確認 |
| `/Library/Logs` | コンピュータ全体のレポートやログ | 親フォルダと用途不明のサービスファイルは残す |
| `~/Library/Logs/DiagnosticReports` と `/Library/Logs/DiagnosticReports` | ユーザとシステムの診断レポート | 未解決の不具合に関するものを残す |
| `/private/var/log` | `system.log` など従来のシステムログ | 通常の管理は macOS に任せる |
| 統合ログ | プレーンテキストとは別のログストア | 保存ディレクトリを消さずコンソールで読む |

Apple のエンジニアもクラッシュ調査でユーザの [DiagnosticReports フォルダ](https://developer.apple.com/forums/thread/765860)を確認するよう案内しています。ファイル名から推測するより、コンソールでレポートを選び、公式手順にある Finder で表示する操作で実際の場所を確かめます。

[統合ログは圧縮バイナリ形式](https://developer.apple.com/documentation/os/viewing-log-messages)です。テキストログのフォルダを空にしても、Mac のログがすべて消えるわけではありません。普段の整理では統合ログの管理をシステムに任せます。

## 削除せずサイズだけ測る

次のターミナルコマンドはサイズの表示だけを行います。集計と読みやすい単位のオプションは、Apple が公開する [du のマニュアル](https://raw.githubusercontent.com/apple-oss-distributions/file_cmds/main/du/du.1)に記載されています。

```sh
du -sh "$HOME/Library/Logs" /Library/Logs /private/var/log
du -sh "$HOME/Library/Logs/DiagnosticReports" /Library/Logs/DiagnosticReports
```

2 行目の子フォルダは 1 行目に含まれるため、五つの値を合算しません。表示は使用量であり、安全に回収できる容量の保証ではありません。

場所が存在しないだけなら修復は不要です。アクセス拒否は測定が不完全という意味で、ゼロではありません。集計を増やすために権限を変えたり、管理者権限を追加したりせず、読めるレポートをコンソールで確認するか、その場所は残します。

必要な空き容量に比べてログが小さければ、ここで止めます。どの Mac にも当てはまる回収量は確認されていません。再生成できるデータの整理は[削除できる Mac のキャッシュ](https://mole.fit/ja/blog/which-mac-caches-are-safe-to-delete)と[Mac のキャッシュを削除する方法](https://mole.fit/ja/blog/how-to-clear-cache-on-mac)を参照し、ログと分けて考えます。

## 古いレポートを一つ移し、戻せる間に確認する

問題が解決済みの古いレポートから始めます。Apple のコンソールガイドにはレポートの閲覧と、選んだレポートをゴミ箱へ移す操作があります。ディレクトリ全体を消す必要はありません。未解決の問題なら、先に調査担当者へ[該当レポートを共有](https://support.apple.com/guide/console/cnsl2356/mac)するか、別にコピーを残します。

1. アプリ名、日付、場所、サイズを控え、どの出来事の記録か内容で確認します。
2. 通常の操作で終了できるアプリのログなら、ファイル変更前にそのアプリを終了します。
3. 不要なレポートだけをゴミ箱へ移し、Logs フォルダや隣のファイルは残します。
4. アプリを開き直して元の操作を試し、同じエラーと新しいレポートを確認します。

確認中は項目をゴミ箱に残します。戻せるのは項目がそこに残っている間だけで、移動しただけでは空き容量は増えません。完全削除と元へ戻す操作は Apple の[ゴミ箱の案内](https://support.apple.com/guide/mac-help/mchlp1093/mac)を参照してください。戻す必要があれば関連アプリを終了してから戻します。

取得元が利用できれば再生成できるキャッシュもありますが、新しいログは過去の出来事を再現しません。消した診断履歴は以後の記録では戻りません。ログの隣にあるという理由だけで、ロックファイル、データベース、設定を消さないでください。

## ログが増え続ける場合

増加を調査の手掛かりにします。同じファイルのサイズと更新時刻を記録し、アプリを普通に終了して、終了している間と開き直した後を比較します。これは条件を絞った比較であり、フォルダ名が書き込み元すべてを証明するわけではありません。

特定の操作で増えるなら、関連する部分とアプリのバージョン、再現操作を開発元へ伝えます。ログ設定を変える前に開発元の説明を確認し、システムサービスを止めたり、出力を繰り返し消して症状を隠したりしません。

大きなログの削除で蓄積した記録は減らせても、記録された原因までは分かりません。同じエラーが続くなら、そのエラー自体を調べるのが次の作業です。

## Mole が扱う範囲

Mole Mac の**クリーン**には**ログ**があり、`~/Library/Logs` 内の条件を満たす個別ファイルを表示します。アプリのログフォルダ全体を選ぶ方式ではありません。古いログは 7 日を基準とし、すぐ処理できる対象は初期状態で選択されます。最近更新された 50 MiB 以上のログは別の未選択の確認項目で、選ぶとその場で空になり、ゴミ箱からは戻せません。

**システムデータ**の**システムログ**と**クラッシュレポート**は、`/private/var/log` と `/Library/Logs/DiagnosticReports` の対象を扱います。ヘルパーでアクセスできる場合は通常の選択済みの初期状態、ヘルパーなしで表示される場合は未選択です。**統合ログ**も未選択の確認項目で、選択すると保存された診断履歴を完全に消去し、ゴミ箱へは移しません。

PathGuard は保護対象のアプリ状態と Mole 自身のログを残します。ただし、すべてのログを保護するわけではなく、`/private/var/log` は明示的な許可対象で、統合ログは専用システムヘルパーが処理します。未選択は事前確認のためで、削除から保護されている意味ではありません。

## よくある質問

### Library/Logs をすべて消してよいですか？

どちらの親フォルダも空にしません。古いレポートやアプリのログを特定し、未解決の問題の記録は残して、選んだファイルだけを移します。

### ログを消すと大きな空き容量が得られますか？

先に測定します。大きなファイルなら効果があり得ますが、小さな合計では大幅な容量不足を説明できません。共通の回収量は約束できません。

### 消したログは戻ってきますか？

以後の活動で新しい記録は作られ得ますが、消した履歴は再現されません。同じファイルがまた増えたら、削除を増やすより書き込み元と繰り返すエラーを調べます。

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