# Mac で Android Studio の SDK とエミュレータの容量を整理する

> Mac の Android SDK、システムイメージ、仮想デバイスを確認し、必要なテストデータを残して不要な項目を削除します。

Published: 2026-07-01 | Updated: 2026-10-31

Android Studio の使用容量には、エディタ以外のデータも含まれます。SDK パッケージ、Android システムイメージ、仮想デバイスは用途も復元にかかる手間も異なります。まず大きな保存先を特定し、Android Studio から不要なパッケージかデバイスを一つ削除して確認します。

## SDK と仮想デバイスの場所を確認する

Google の [SDK Manager の手順](https://developer.android.com/studio/intro/update)に従って **Tools › SDK Manager** を開き、**Android SDK Location** を控えます。下記と違う場合は画面の場所を優先します。Android Studio の操作名は英語表示に合わせています。

Google の[エミュレータのディレクトリ解説](https://developer.android.com/studio/run/emulator-commandline)では、共有システムイメージとデバイスの書き込み用データを区別しています。次は一般的な保存先であり、親フォルダを削除する指示ではありません。

```text
~/Library/Android/sdk
~/Library/Android/sdk/system-images
~/.android/avd
```

| 保存データ | 内容 | 最初にすること |
| --- | --- | --- |
| SDK プラットフォームとツール | Android アプリのビルド用パッケージ | SDK Manager でインストール済み項目を確認 |
| システムイメージ | エミュレータが使う Android のバージョンと種類 | 必要としている仮想デバイスを確認 |
| AVD データ | テストアプリ、設定、書き込み可能なストレージ | Device Manager で対象を確認 |
| スナップショット | 保存されたエミュレータの状態 | 不要になった状態だけ削除 |

フォルダサイズは調査の順番を決める材料で、削除可能容量ではありません。保存先を変更している場合はその場所を調べ、存在しない標準フォルダを作らないでください。

## 不要な SDK パッケージを削除する

SDK Manager の **SDK Platforms** を確認し、[**Show Package Details**](https://developer.android.com/about/versions/15/setup-sdk) でプラットフォームとシステムイメージを区別します。Google の[パッケージ解説](https://developer.android.com/studio/intro/update)を参考に、現在のプロジェクトやテスト対象に必要なものは残します。

1. 削除するプラットフォームかイメージの API レベルと種類を控えます。
2. その項目だけチェックを外して **Apply** を選びます。
3. 確定前に削除一覧を読み、他のツールは選択したままにします。
4. 継続中のプロジェクトをビルドし、残した仮想デバイスを起動します。

削除したプラットフォームが必要なら、SDK Manager でそのパッケージを再インストールします。配布元に残っていてダウンロードできることが条件です。古いイメージ一つのために SDK 全体を消さないでください。

## データの初期化とデバイス削除を使い分ける

Google の [Device Manager ガイド](https://developer.android.com/studio/run/managing-avds)にある **View › Tool Windows › Device Manager** をプロジェクトから開きます。デバイスの **Show on Disk** で実際のファイルを確認し、変更前に **Stop** で停止します。

デバイスを残してユーザーデータを初期化するなら **Wipe Data**、デバイス自体が不要なら **Delete** です。テストデータや不具合の再現資料を先に書き出します。デバイスを作り直しても元の状態は戻りません。

共有イメージを SDK Manager で削除する操作とは別です。残したデバイスを確認してからイメージの要否を判断します。新しいデバイスは消したデバイスのバックアップにはなりません。

## デバイスを消さずにスナップショットを整理する

Google の[スナップショット解説](https://developer.android.com/studio/run/emulator-snapshots)によると、OS 設定、アプリの状態、ユーザーデータが保存されます。エミュレータのスナップショット画面で不要なものを選び、削除ボタンを使います。デバッグに必要な名前付きの状態は残します。

Quick Boot は標準で起動状態を保存します。削除後はコールドブートになり、後で新しいスナップショットが作られることがあります。不具合を再現する状態は、別のスナップショットが再生成できても捨ててよいデータではありません。

保存状態から起動できない場合は、Device Manager の **Cold Boot** を先に試します。スナップショットを読み込まずに起動する操作で、最初からユーザーデータを初期化せずに済みます。

## 次を消す前に結果を確認する

同じ SDK と AVD の保存先を再確認し、対象のパッケージやデバイスが消えたか確かめます。残したプロジェクトとデバイスを動かしてから次に進みます。容量が変わらない場合は、表に戻って別の保存先が大きくないか調べます。

SDK Manager の削除やデバイス初期化は、Mac のゴミ箱から戻せるとは限りません。失えないデータは独立したコピーを残します。手動で移動した場合は、Apple の[アプリ削除の説明](https://support.apple.com/en-us/102610)にあるとおり、完全削除までゴミ箱の内容は容量を使うため、確認中はそのまま残します。

Gradle は[開発用キャッシュの整理](https://mole.fit/ja/blog/how-to-clear-dev-caches-mac)で別に扱います。Apple のツールチェーンは [Xcode のストレージガイド](https://mole.fit/ja/blog/how-to-clean-up-xcode-mac)を参照し、Android のパスを流用しないでください。

## Mole の役割

Mole Mac の**クリーン**では、対象となる Android データを**開発ツール**にまとめます。**Androidエミュレータのクイックブートスナップショット**は自動保存の `snapshots/default_boot` が対象で、名前付きスナップショットは含みません。**未使用のAndroidシステムイメージ**は既知の AVD から参照されないイメージを未選択で表示し、参照情報が不完全なら候補に出しません。

削除直前にエミュレータの稼働状況を再確認し、使用中または停止を確認できない場合は対象を削除しません。システムイメージの参照も再確認します。未選択は確認を求める状態で、選択後のデータ保持を保証しません。[Android Studio のアンインストールガイド](https://mole.fit/tested-apps/android-studio)では SDK と署名鍵を残してエディタを削除する方法を説明しています。

## よくある質問

### Wipe Data はシステムイメージも消しますか？

選択したデバイスのユーザーデータを初期化します。共有イメージは SDK Manager で別に管理し、残りのデバイスを確認してから削除します。

### AVD フォルダ全体を消してもよいですか？

必要なテストデータを保存してから Device Manager で個別に削除します。親フォルダの一括削除は確認しにくく、以前の状態に戻せる保証もありません。

### 使用容量がまた増えるのはなぜですか？

Quick Boot が新しいスナップショットを保存し、テスト中のアプリもデータを書き込みます。増えた保存先を確認してから整理してください。繰り返す初期化は調査中の状態も失わせます。

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